「iPhone中毒、子供向け対策を」 米投資家、アップルに書簡

昨日の日経新聞の記事です。

「iPhone中毒、子供向け対策を」 米投資家、アップルに書簡
2018.1.9日経夕刊

【ニューヨーク=伴百江】子供のスマートフォン(スマホ)中毒対策を講じるべきだ――。カリフォルニア州教職員退職年金基金(カルスターズ)など米の大手機関投資家は6日、アップルにこう求める書簡を送った。子供の間でiPhone(アイフォーン)利用が普及したのに伴い、長時間使用で勉学に集中できない、情緒不安定になるといった弊害の懸念が強まっているため。企業の社会的責任の一環として、子供のスマホ利用を親が管理できるシステムの確立などが必要と訴えた。

 書簡を送ったのは、公的年金大手のカルスターズと物言う株主として知られる投資ファンド大手ジャナ・パートナーズ。両者で計20億ドルの資金をアップルに投じている。

 書簡では、閲覧可能時間の設定や特定のソーシャルメディアへのアクセス制限など、親が子供に与えるスマホにコントロール機能を加えるべきだと要求している。また、アップル社内に医学の専門家を含む委員会を新設し、スマホが子供の成長に与える影響について研究し、報告書として公表すべきだと提案している。

 

池尻の見解

アメリカのすごさは 機関投資家が子供たちののことを真剣に考えている。
大人の国家です。
それに比べて日本はどうでしょうか 心配です。

スマホ中毒になるといううことは 夜遅くまでスマホを見ていますから 体内時計も狂います。
その結果 朝起きれなくなり 朝食を食べず学校に行くことになり、子供の体に様々な異常が起こります。

今教育現場でのデジタル化が進められており ノート・教科書の代わりの使われているタブレットの普及も問題です。夜寝る前までタブレットを使用して勉強していると 液晶画面から出るブルーライトの影響で体内の睡眠誘発ホルモン(メラトニン)が出なくなり、眠りが浅くなります。

デジタル中毒を教育現場で作っているのではないかと大変心配しています。

マウスピースでいびき改善 第11回 体内時計の大切さ

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頻繁に昼夜逆転→死亡率高く きついシフトをマウス実験

長期間にわたって頻繁に昼夜が逆転して体内時計が乱されると、死亡率が高まる傾向にあることを、京都府立医大の研究チームがマウスの実験で明らかにした。人間でもシフト勤務の職場は多いが、シフトの組み方によって体の負担や体内時計の乱れを減らせる可能性があるとしている。国際科学誌に発表した。

約24時間周期の体内時計が乱れると、睡眠障害など様々な病気のリスクが高まることが知られ、老齢マウスの実験で死亡率が上がることも分かっているが、長期的な影響は不明だった。

八木田和弘教授(環境生理学)らのチームは、明暗の切り替えのタイミングを変えて、明るい時間帯を7日間ごとに8時間ずつ後ろ倒しにする「ゆるいシフト」と4日間ごとに8時間ずつ前倒しする「きついシフト」の二つの環境下でマウスを育てた。1年9カ月の長期間にわたって行動リズムの変化などを調べた。

ゆるいシフトだと体内時計の乱れは軽微だったが、きついシフトではマウスが変化に適応できず、活動や休息の行動リズムが昼夜と関係なく乱れた。きついシフトは34匹中9匹が死んだのに対し、ゆるい方は14匹中1匹だけで、死亡率はきつい方が4・26倍高いと推定された。死んだマウスの67%で白血球の増加など炎症反応が確認された。

八木田さんは「シフト勤務のタイプによって健康への影響が異なる可能性がある。どんなシフトなら負担が少ないのか研究したい」と話している。(西川迅)
出典:朝日新聞デジタル

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